スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

The Netherlands Trip Day 2-(1): Rijskmuseum/National museum in Amsterdam

You can refer back to the previous articles: ・ Day1 Good Morning, Amsterdam! I didn’t remember when I fell asleep in a hostel. Upon a long flight with some nervousness in a place unknown to me, I was tired to have a deep sleep. I woke up at 2 am in the middle of night, realizing I was a bit sweaty so I took a shower. Well, the water was too cold and didn’t come out of the shower head enough. Like a stream in woods, I needed to scoop up the water with hands. I managed to wash my fair and body somehow but I felt a bit cold, so I went directly back to my bed to get myself warm. I fell asleep without noticing again and regained consciousness at 7 am.  Day 2 began with breakfast search: I should have bought groceries to cook breakfast in the kitchen last night…. Anyways, I put my valuables with my Nikcon D750 SRL inherited by my late father into my daily bag and walked into the downtown of Amsterdam. Into a breakfast journey April 27 was Sunday, so the city wasn’t that busy in the morni...

the Netherlands trip Day1: People with orange colour

The cheapest flight from Japan to Europe is via China in most cases. I flied with C hina Eastern Airline  from Osaka to Pudong Airport and then to Amsterdam. The transit time was just for 1.5 hours at Pudong so I had to rush to the transit process: the arrival dock was a bit far from the transit reception where all of the international transit passengers should pass the passport control and security check. I'm usually carrying a backpack with me without baggage check-in, in which the whole belongings are packed for the entire trip, so I'm a bit nervous for passing my bag into the X-ray to be checked by insepctors anytime. Well,  if they find mines suspicious, I have to open it and show the whole packed items to them: simply, it would be wasting time. This time: all clear, nothing happened. First encounter I'd bought an e-sim for my mobile networking in the Netherlands, so I turned on my smartphone and checked the Google map to map out the route I would take to my hostel whe...

the Netherlands

Japan has a holiday season from the end of April to the beginning in May, which we call “the Golden Week”. During the week, I often travel overseas except for a few years under the COVID 19. This year, I went to the Netherlands.   You may ask why the Netherlands? I always chose a place to go based on the facts; ・ I’m yet to visit ・ financially reasonable air tickets are available; and ・ the place shall be physically distant from Japan (so that I can enjoy the long vacation)   In most cases, I prefer Europe to other areas because I majored in European history for the bachelor degree at my university and I’m interested in arts coming from the medieval Europe. In this context, the Netherlands is a place hitting my heart this time.   To me, the Netherlands is a place of “Huis Ten Bosch”, a theme park for experiencing Dutch cultures, based in Nagasaki, Kyushu. Lending to it, Japan and the Netherlands have been in a good relationship since 1600s AD. At the time, the Shogun at T...

松風の音

茶道の世界では、茶釜から立ち上るお湯の音に特別な意味が込められています。お茶を点てる際、釜の湯がちょうどよい温度に達すると、「松風(まつかぜ)」と呼ばれる独特の音が響きます。 松風の音 「松風の音」とは、茶釜の湯が沸騰直前のほどよい温度(約88℃前後)に達したときに聞こえる、シュンシュン、ヒューという柔らかな音です。これは松林を吹き抜ける風の音に似ていることから名付けられました。この温度でお茶を点てると、苦みもマイルドに抑えつつ茶本来の甘みも引き出すことが出来ます。この絶妙な温度加減を、昔の茶人たちは音で見極めてきました。千利休も、松風の音こそが抹茶を点てるのに最も適した状態だと説いています。 お湯の温度が低すぎると、抹茶とのなじみが悪く、茶筅でしっかりなお湯となじませても、抹茶が溶けきれずダマが出来てしまいます。また、逆に熱すぎると、そもそもお客さんが飲むのに苦労するのもありますし、抹茶の渋みが引き立ちすぎてしまい、苦くてまずいお茶となってしまいます。 「いい塩梅」と松風の音 日本文化では「中庸」や「いい塩梅」といった、極端でないほどよさが重んじられます。松風の音もまさにその象徴。強すぎず、弱すぎず。偏らない姿勢が点前座にいる茶人には求められます。 また、この音が静寂な茶室に広がると、なぜか心地よく感じるものです。茶席は、茶の味だけでなく、こうした自然の演出も楽しむ「総合芸術」の要素があります。点前役にとっては湯の適温を、客人にとっては風流をもたらしてくれるのが「松風の音」です。

茶筅(ちゃせん)

茶道を習っていると、ごく自然に日常の中で使うようになる「茶筅」という言葉。今回は、その茶筅について、改めてご紹介したいと思います。 茶筅とは? 茶筅は、抹茶を点てるときに使う道具で、茶碗に入れた抹茶とお湯を混ぜ、泡立てながらなめらかに仕上げるために使います。素材は主に竹で、1本の竹から何十本、何百本にも細く裂いた穂先を手仕事で整え、糸で形を整えて作られています。 奈良県の「高山(たかやま)」という地域が茶筅の名産地として有名で、高山茶筅は多くの流派で使われています。 糸掛けとは? 茶筅の中心部には「糸掛け」と呼ばれる部分があります。これは、裂いた穂を整えるために巻かれている糸のこと。この糸掛けによって穂が安定し、茶を点てる際のバランスも保たれます。 ほとんどの茶筅では、この糸掛けの糸に 黒色 が使われています。理由のひとつは、茶筅が直接抹茶に触れるため、使用するうちにどうしても汚れが目立ってしまうから。黒色だと、その汚れが目立ちにくいという実用性があるのです。 石州流の茶筅は「白」 私が学んでいる 石州流 では、糸掛けの糸に 白色 を使います。これは、単に色の違いではなく、**「潔白」**という意味を込めたもの。 汚れを隠さない。だからこそ、 汚さないように点前を洗練させる という、美意識がそこにあります。使う道具そのものを清らかに扱い、誠実な所作を目指すという、石州流らしい精神が表れている部分です。 茶筅の「しまい方」にも流派の違いが 出稽古などで道具を持ち運ぶ際、茶筅は茶碗の中にしまいこむのですが、このときの向きにも流派によって違いがあります。 多くの流派では、 柄を上 、 穂先を下 にして、茶碗の中に入れます(穂先が茶碗に接する形)。 ところが石州流では、 柄を下、穂先を上 にして収めます。これには、いくつかの意味があります。 穂先には何も塗られておらず、使い方によってはすぐに汚れてしまう。だからこそ、「潔白である」ことをあえて見せる。 茶筅という道具の形を考えたとき、「胴体」にあたる柄を下にした方が安定する。穂先を下にするのは、言わば逆立ちさせているようなもの。 道具を あるべき姿のまま使う という、石州流の大切にしている価値観を表している。 このように、何気なく使っている道具にも、流派ごとに思想が込められて...

薄茶と濃茶

茶道において、抹茶は「薄茶(うすちゃ)」と「濃茶(こいちゃ)」の二つの飲み方があります。そして、この二つには使用する茶葉にも明確な違いがあります。 薄茶用と濃茶用の茶葉の違い 抹茶の茶葉は「碾茶(てんちゃ)」と呼ばれ、日光を遮った茶畑で栽培され、茶葉を揉まずに乾燥させたものを石臼で挽いて作られます。その中でも、濃茶に使われる茶葉はより丁寧に栽培・選別されており、旨味や甘みが強く、渋みが少ないのが特徴です。一方で、薄茶用の茶葉は比較的リーズナブルなものが多く、さっぱりとした風味のものが主流です。 また、濃茶は少量の抹茶に対してお湯を少しずつ加え、練るようにして仕上げるため、茶葉そのものの味わいがダイレクトに出ます。そのため、上質な茶葉が求められます。逆に、薄茶は泡立てることでまろやかさが生まれ、多少渋みがあっても美味しくいただけます。 初めての点前指導では濃茶用茶葉を 私は、出稽古などで誰かに点前を教えるとき、まずは平点前(薄茶点前)から始めます。その際、最初に相手に飲んでもらう薄茶には、実は濃茶用の茶葉を使います。これは、抹茶そのものの美味しさを純粋に実感してほしいからです。上質な茶葉を使うことで、初めての人でも抹茶の旨味と甘みを感じやすくなります。 その後の稽古では、リーズナブルな薄茶用の茶葉に切り替えます。これにより、点前の技術次第で茶の味が変化することを体感してもらいます。不思議なもので、どんな茶葉でも点前が上達すると、茶の味がまろやかになるものです。私は、その変遷を最も感じやすい茶葉の種類を選び、稽古を進めています。 このアドバイスをくれたのは、ひいきにしているお茶屋さんの販売員の方。濃茶用にも薄茶用にもそれぞれランクがあるのですが、「濃茶用の一番リーズナブルなランクは、薄茶用の最上級品と同じ価格。でも、濃茶用のほうがおいしい」とのことで、「ちょっといい茶席での点前は、リーズナブルな濃茶用を薄茶にすると良い」と教えてもらったのがきっかけです。 先日の茶席では「少し贅沢に」 先日、友人の酒井さんが主宰する京都・当時近くにある茶房「間」で開催した茶席では、お茶屋さんのアドバイスも踏まえ、あえて濃茶用(宇治茶の名門、上林三入さんの「後昔」)の茶葉を薄茶にして提供しました。この日のコンセプトは、「少し贅沢に」。濃茶用の茶葉を薄茶として点てると、甘みと旨味が引き立ち、...

武家茶道

江戸時代から現代まで、茶道はさまざまな流派に分かれて発展してきました。特に、三千家とよばれる表千家、裏千家、武者小路千家が知られていますが、これらは主に町人茶道とされます。一方、武家の中で発展した茶道は「武家茶道」とよばれ、知られる流派には広島を本拠とする上田流や江戸幕府での指南歴もある遠州流があります。この中で、遠州の跡を継いで徳川家4代将軍・家綱の時代より柳営茶道(徳川将軍家の茶道)を担った石州流が武家茶道の代名詞となり、上杉流や伊達流といった、石州のテイストを取り込んで著名な武家で独自に発展したものもあります。 町人茶道と武家茶道の違い 町人茶道は「侘び茶」ともよばれ、千利休の夢見た簡素で純淨な茶の心を重視し、大きな格差を込まずに誰でも参加できる環境を重要視しました。 一方、武家茶道は、利休の残した茶の湯をベースとしつつも、武士の手習いとして発展し、儀礼性が強く、教養の一環として受け継がれました。特に、大名や将軍家では大きな行事の場面で茶が施され、その影響は武家全般に広まっています。 武家茶道の特徴 武家茶道の最大の特徴は、「带刀」を意識した動作です。武士は背後に安全を確保する必要があり、茶室に入る際にも避難線や姿勢を意識します。例えば、町人茶道の多くは左腰に袱紗を引き下げるのですが、武家茶道では実際には帯刀していなくても、常に左腰に刀があると意識して右腰に袱紗を配する流派が多いです。そのほか、私ども石州流では畳の上に手をついてお辞儀するときも、握りこぶしで軽く畳に触れる程度に収めます。これは、畳にじかに触れる手の面積を小さくすることで清潔を保つということのほか、有事の際にさっと動けるようにするという意味合いもあります。さらに、相手の気配を探りつつ死角を作らないよう、お辞儀の際には頭を下げすぎないのも特徴的です。深く頭を下げたほうがマナー的に良さそうですが、頭を下げた瞬間に首をはねられるかもしれないという、当時の武士の危機管理に端を発しています。 私は石州流しか知らないのですが、点前の作法もこれでもかというくらい道具を拭き、洗って清めたうえで茶を点てます。従って、点前の手数は町人茶道に比べるとはるかに多く、でもテンポよく対応するのでダラダラと続くわけでもない。丁寧さとスピード感を両立させるうえで、点前役は相当の集中力を要しますので、小抜けな動作が許されず、自然...