コロナ禍の中、受験シーズンが始まりました。受験生の皆さん、受験も感染防止も対策練らなくては行けなくて、本当に大変だと思います。でも、苦労した分だけ、良いことが起きますから、くじけずに進んでいきましょう。
さて、TOEIC 975点を取ったことのあるワタクシがおすすめする英語勉強法は、きわめてシンプルです。それは、良質な英文をひたすら読み、音読すること。それだけですね。
英語が苦手な人に共通していることが、英文を読む習慣がないということ。
当然といえば当然ですが、逆に言えば英文を読む習慣があれば、苦手は克服できるということです。
最近は、リスニングに重きを置く風潮のようですが、ただ英文を聞いても理解は深まらないので、かえって逆効果です。
英文のリズムというか、流れをつかむうえで、書かれてある英文を読んでいくことは重要です。ここで英語脳を鍛えておかないと、リスニングにしろライティングにしろ、どんなに勉強しても伸びません。
しかし、ここに落とし穴が・・・。こう聞くと、いきなりレベルの高い英文を読もうとして挫折する方が多いのも事実。身の丈に合ったレベルの英文を選ぶことから、英語の勉強は始まります。
身の丈に合ったレベルというのは、以下2点で測ることができます。
①語彙レベル:パッと読んでみて、概ね意味がつかめそうなレベルが良い。
②内容:自分の興味がそそるトピックかどうか。
これに、CDやダウンロードなどで音声を聞ける教材であるとOKですね。
スポーツが好きなら、スポーツ関連の英文記事であるほうが、無味乾燥なTOEICテキストを使用するより、はるかに理解度が増します。映画好きなら映画、あるいはお気に入りのスターや歌手のSNSをフォローすることでも、良いと思います。
たとえば、フィギュアスケート好きの女性が、アメリカのネイサン・チェン選手のインタビュー、そしてアメリカのフィギュアスケート中継を見て勉強する、という感覚ですね。
実際に知り合いにいるのですが、ジャンプの回転数に応じて、「1:シングル、2:ダブル、3:トリプル、4:クワッド」と、ワン、ツー、スリー、フォーだけではない数字の表現を勉強していっています。もし5回転の時代になったら、どんな英語の表現になるのかなぁ?など、自分の興味を広げて、自分で単語や表現を調べていくという、良い習慣が身についているようです。
英語が好きなら問題ないのですが、英語が苦手な場合、好きなものから英語に入っていくほうがスムースです。
いまでは、こうしたトピックに合わせて英語を解説してくれる動画などがYOUTUBEなどでたくさんありますので、より気軽に英語を勉強しやすい環境にありますね。
英語を勉強するというより、「好き」を英語に替えていく。
これが、語学上達の一番の近道です。
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