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9月, 2023の投稿を表示しています

おおやけ

「おおやけ」 とある方と、「公共」における「おおやけ(公)」の考え方を巡り、深夜に及ぶ議論を繰り広げた。 まず「公」には、以下のような相反する意味が同時に内包されている。 「公」は世間一般という観点で、「公共」というと「どなたでも使える」ような意味を持つ。 一方、「公」には「大きな家=おおやけ」という意味で、大きな力を持つ権力、古くは朝廷や公家、現代では政府や行政をさすこともある。 まったく方向の違う考え方が、同じ言葉に共存する。 謎である。 さて、「公」の考え方に、「公私」の別がある。 「公=表向き(パブリック)」 「私=表ではない向き:プライベート」 そこには、「公」を一つ一つの「私」の集合体(わたしたち)とする見方が含まれている。 この時、留意しなくてはならないのが、「公」にとらわれすぎると、必ず「私」が反乱するということ。 例えば公園などの公共の場について、その使用者は「個人(私)」や「個人の集団」である。 すると、最初は良くても、時を経るごとに必ず個々の私的な都合が生まれ、やがてルール違反や対立などのいさかいが増える。 そしてルールを逸脱すると、「村八分」のような差別や孤立が生まれる。 どなたでも同じ=平等、公平を生み出すのに、 「公」を前面に出せば出すほど、不平等や不公平の芽も同時に自ら生み出している。 深夜に及んだ議論を経ても、この矛盾を乗り越えることが出来ない。 もしかすると、「公」に相反する意味があるのは、用量を守れば良薬だが、使いすぎると毒に変化するのと同じで、「公過ぎずに、公を求める」いい塩梅を探せということなのか。 すぐに見つかる答えは、ないのだと思う。 でも、考え続けるべき深い問題なのかな、という哲学モードに入る、秋の夜長直前の夜

Red white & royal blue

Red white & royal blue, a New York Times Best Seller book.  Amazon produced a motion picture based on the book and relased it in its Prime Video this August. Upon so many five stars given by watchers and/or the book readers, I happened to watch this though I'd not known what this movie was all about. It simply features "what if the son of the American President and the prince in Britain love each other?"   Well, time has changed; this kind of fantacy often feasures a beauty and a prince charming in a conventional manner such as "Cinderella" (or "Ever After" starred by Drew Barrymore), "the Snow White" or "Beauty and the Beast": All of them are about a romance on heterosexual: a man and a woman.  But this movie is what is called "Bromance", kind of a Boy's love story between a prince charming and a boy charming. Besides its sexual orientation, it was a fun to watch to me as a romantic comedy. I'm also surprised ...